2006年12月

Paris
 
 
 
主人の建築展も無事に終わり、早々にクリスマスのパリへ戻る。
今月から新しいアトリエとして借りた5Fのアパルトマンの改装のうちあわせ。 夕焼けも美しいテラスで、今年も1年とても充実していたことを振り返り、何だかジーンとする。 それにしても、このテラスからの夕焼けの美しいこと!

 

Paris
 
 
 
「サンジェルマンの父」呼ばれているムッシューのレストランが今月で43年の歴史にピリオドを・・・。
歴史的建造物に指定されているこの店、炭火で上質のお肉をさっと焼いて、ワインと共に。
私がブティックをOPENしてから7年、本当にいろいろなことを教えていただいたし、本当にいろいろな人を紹介して頂いた。とんでもない有名人や、TVでよく見る大物政治家がさらりと一人で食べていたり・・・。
もうすぐ閉まることを聞いて毎晩いろいろな人が世界中から挨拶に来る。
今晩はなんとお隣にF・コッポラとS・コッポラの親子が・・・。とっても感じのいい静かな親子、といった感じ。 この店に来れば皆「アノニム」になれることが本当にくつろくのでしょう。お話も本当に楽しい。

 

Paris
 
 
 
12月に入ると、サンジェルマンも一斉にNOEL,クリスマスのイルミネーションが始まる。 といっても、サンジェルマンは全てなかなかシック。サンジェルマン・デ・プレ教会の前にはクリスマスの市が立つ。でも20日を過ぎると皆、家族のもとへ、ヴァカンスへと旅立って本当に静かになる。 「モミはいつ発つの?」が合言葉の季節。

 

Paris
 
 
パリの仕事をようやく終えて帰国しても、日本は年の瀬!
来春出版予定の本の写真選定もいよいよオオズメ。 私ももはや無口に・・・。お手伝いに来ていただいているM嬢も 私の膨大な「旅の記録」に驚くコメントも、もはやナシ・・・。 もくもくと作業が続く年の瀬、いい本になりますように!

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